※2022年9月23日、6つめ「ワイヤレスリバースチャージ」を追記しました。
こんにちは。masato(@masatoiphone1)です。
先日のiPhone14発表からはや数日が経過しました。
すでに14を予約した方、15まで見送ることを決めた方、さまざまいらっしゃると思います。
今回は今後iPhoneに導入されて欲しい機能を6つ紹介します。
1. 画面内指紋認証(Touch ID)

iPhone5Sで初めて導入された指紋認証(Touch ID)。かれこれ10年近くも前になるんですね。
2017年からは顔認証(Face ID)がiPhone Xに導入され、指紋認証は廉価モデルのiPhoneSEにのみ採用されています。
AppleはiPhone12以降マスクありでも顔認証ができるようにソフトウエアをアップデートしているため、コロナ渦でマスク必須となった近年においても指紋認証は必ずしも必要なものでは無くなりました。
しかしながら、指紋認証の利便性の高さ(指を画面に乗せるだけでOK)、画面を顔にむけるちょっとしたダルさ、より強固なセキュリティ(顔認証+指紋認証)を求める声など、引き続き指紋認証搭載の潜在的な需要は高いものと思われます。画面内指紋認証はすでにAndroidの多くの端末で導入されており、Appleがやってできないことはないはずです。
なお、画面内指紋認証の方式は大きく2種類に分けられます。
ひとつが光学式センサーを使用した指紋認証。Pixel 6シリーズなどに搭載されていますね。
画面に指を置くと指紋を読み取るため画面が明るくなります。
二つ目が超音波式センサーを利用したもの。
Galaxy S22に採用されており、光学式と比べて正確かつ高速です。
UX(ユーザーエクスペリエンス)をなによりも優先するAppleにとっては、超音波式センサーを導入する可能性が高いと思われます。
超音波式センサーのデバイスを開発しているのはQualcomm。Appleとは長年特許関係で揉めていた経緯がある会社ですね。
もしiPhoneにQualcomm製デバイスの採用が決まると膨大な注文量になるでしょうから、供給制約などからAppleが前向きになれない背景があるのかもしれません。(筆者の勝手な推測です)
2. USB Type-C

最新のiPhone14においても引き続きLightningが採用されることがわかり、落胆された方も多いのではないでしょうか。
iPadもMacもUSB Type-Cなのに、なんでiPhoneだけ・・・?(あとAirPodsも)という気持ちはありますが、2023年にはいよいよUSB Type-CのiPhoneが誕生するかもしれません。
背景には、欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会が、EU域内で販売する全てのデバイスに「USB Type-C」の搭載を義務付ける法案を決定したことにあります。
移行には猶予期間が設定されており、2024年秋以降となっていますが、Appleは2023年のProモデルでUSB Type-Cを初採用し、2024年以降は全てのiPhoneにUSB Type-Cを採用するものと見られています。
3. テーマ設定機能

Android13では、Google純正アプリだけでなくサードパーティ製アプリのアイコンも統一テーマに沿った色合いに変更することができます。
iPhoneでもショートカット機能を駆使してアプリアイコンを統一した色合いに変更されている方がいるかもしれませんが、次期メジャーアップデートで簡単にテーマ設定ができるようになって欲しいですね。こちらはソフトウエアの話なのでそこまでハードルは高くないかも。
4. ディスプレイ埋め込みカメラ

ディスプレイ埋め込みのフロントカメラはGalaxy Z Fold 4で採用されている機構です。
もはやパンチホールなど不要で、どこにカメラの穴があるのかもわからない・・・完全な全面ディスプレイが将来iPhoneで実現されて欲しいと思っています。
ただし、iPhoneはFace IDのために独自の赤外線センサーをフロントカメラ部分に搭載しているため、実現まではかなり時間がかかりそう・・・。
5. ペリスコープレンズ
ペリスコープレンズとは、光を90度屈折させることでレンズとセンサーを水平ではなく直角に配置可能にし、スマホのような薄いデバイスでも、高倍率の光学ズームを可能にする技術です。
すでにAndroidのハイエンド端末では搭載されている技術になります。
iPhone14 Proではセンサーサイズの拡大によって従来以上の光学ズームを可能にしていましたが、ペリスコープレンズの搭載で他の追随を許さないほどに強力な光学ズームが可能になったiPhoneになること間違いなしです。
なお、ペリスコープレンズはiPhone15 Proで搭載されるかも・・・?と一部のアナリストは予想しています。
6. ワイヤレスリバースチャージ
リバースチャージ(逆充電)とは、スマートフォンなどから他の機器に電力を供給する機能です。
ふだん充電される側であるスマートフォンが他の機器を充電する側にまわるので、「リバース」を使っています。特に、Qiなどのワイヤレス充電規格を使って他の機器に充電することを「ワイヤレスリバースチャージ」と呼びます。
Appleは近年AirPodsやApple Watchといった周辺機器をリリースすることで、Appleのエコシステムを強化しています。
iPhoneから周辺機器にワイヤレス充電ができるようになれば、Apple Watchの充電が足りない!といった時も危機を回避することができるようになるでしょう。
まとめ
以上、今後iPhoneに搭載されて欲しい機能を5つ列挙してみました。
皆さんはどんな機能を今後のiPhoneに求めますか?
高機能化は十分だから安くして欲しい!という方も多いかもしれません。
コモディティ化の著しいスマートフォン市場で差別化を図るべく各社高機能化を推し進める中で、どんどんiPhoneは高嶺の花となっている感じですが、高くても欲しい!と思えるような革新的な機能が突然発表される日が来ると良いですね。
とにかく早くiPhone14 Pro届いてくれ〜。
それでは、さようなら。
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