(9/29追記:オンラインで購入できる薬局に「日本調剤」を追加しました)
こんにちは。masato(@masatoiphone1)です。
皆さんは新型コロナウイルスに罹りましたか?
2022年9月現在、日本に住む累計2000万人以上が罹患した新型コロナウイルス。いつどこで感染してもおかしくはありません。
そんなとき、役に立つのが抗原検査キットです。薬局やドラッグストアで購入でき、即日で検査結果が判明する優れもの。
私も「コロナかな?」と思った時にAmazonで真っ先に抗原検査キットを調べました。
しかし、通販サイトを調べると大量に出てくる抗原検査キット・・・。
どの抗原検査キットなら信頼して使えるの??
簡単に購入できるものほど、検査結果の信頼性が著しく低い可能性があります。
結論をいうと、「対外診断用医薬品」と書かれた抗原検査キットを使ってください。
今回は抗原検査キット購入時の注意点を解説します。
1. 抗原検査キットは2種類ある
①研究用
ひとつめは研究用。
研究用とは、国が承認していない(=性能を保証していない)抗原検査キットです。
Amazonや街中のドラッグストアで流通しているものの大半は「研究用」と考えた方が良いでしょう。
国のお墨付きが得られていないため、診断結果が仮に「陽性」となった場合にも陽性者登録センターの手続きに使用することができません。
「研究用」の中にはあたかも国が承認したかのように記載しているキットもあり、消費者庁が注意喚起しています。
支払ったお金をドブに捨てるようなものなので、研究用は絶対に購入しないようにしましょう。
②対外診断用医薬品
2つめが対外診断用医薬品です。
対外診断用医薬品と記載されたものは、国が承認した抗原検査キットになります。
自分で診断をする場合には必ずこちらを使いましょう。
国が承認している抗原検査キットとは、国が臨床的有効性を確認しているキットです。
国のお墨付きがあるので、診断結果が「陽性」となった場合、陽性者登録センターの手続きに使用することができます。
抗原検査キットを購入するときは必ず「対外診断用医薬品」を選ぶこと!「研究用」は絶対に買わない!
2. 「対外診断用医薬品」抗原検査キットの入手方法
①薬局
近くの薬局などで「対外診断用医薬品」を売っている可能性があります。
まずは薬局の薬剤師さんに「対外診断用医薬品の抗原検査キットありますか?」と確認してみましょう。
厚生労働省のホームページでは、対外診断用医薬品の抗原検査キットを販売している薬局リストを公開しています。こちらも併せて参考にしてください。
②インターネット通販(薬局など)
インターネット経由での対外診断用医薬品抗原検査キット販売解禁に伴い、一部の薬局ではインターネット経由で検査キットを販売しています。
私が調べた限りでは以下の薬局で通販購入可能でした。

厚生労働省のホームページでは、一般用抗原検査キット(OTC)として承認されているキットの一覧が確認できます。
面倒ではありますが、ネット購入の際は一覧にあるものか確認すると良いでしょう。
3. コロナが疑わしい場合は発熱外来へ
とはいえ、コロナが疑わしい場合には発熱外来でPCR検査・抗原検査をするのが最も望ましいでしょう。
国の方針ではかかりつけ医への受診を推奨していますが、PCR検査ができる設備(他の患者と物理的に距離を置いて診察できるなど)が整っていない場合が多く、結局診察してもらえないことがあります(私の場合もそうでした)。
PCR検査が可能な発熱外来を設置できるのは資本力のある大きめの病院に限定されます。
まずは近所に発熱外来がないかを最寄りの自治体に確認しましょう。
発熱外来の調べ方①自治体のコロナ相談センターに連絡
インターネットで「発熱外来 〇〇市」「発熱外来 〇〇区」と検索してください。
最寄りの発熱外来を紹介してくれる相談センターの番号を見つけることができます。
東京都の場合、以下の発熱相談センターホームページで紹介しています。

発熱外来の調べ方②自治体の発熱外来医療機関リストを確認
自治体のコロナ相談センターに連絡すると、あなたの住んでいる場所の近くで発熱外来を実施している医療機関をいくつか教えてくれます。
しかし、実際に発熱外来に電話すると連続で診察を断られる確率が非常に高いです。
理由は1日に診察できるキャパシティが限られているため。
症状が辛いのに、なんでそもそも受診できないの???
というわけでコロナになる前にあらかじめ近くの発熱外来医療機関を調べておきましょう。
東京都では、発熱外来実施医療機関の一覧をマップで確認できます。
4. コロナ症状がないのにPCR検査をする時は注意
こちらは無事に医療機関を受診できた場合の話です。
コロナの症状はないけど「念の為PCR検査を受けたい」という場合は注意してください。
というのも、「濃厚接触者」「医師によってコロナの感染が疑われる人」「(結果的に)PCR検査陽性の人」を除いて、PCR検査は自費負担だからです。
陰性でホッとしたのも束の間、突然思いもしない大金を請求される場合がありますので、ご注意を。
5. ”念の為”PCR検査を受けたいなら、無料PCR検査会場に行こう
帰省の前や、イベント出席の際など、コロナ感染を念の為確認しておきたい場面では、無料PCR検査会場に行きましょう。
こちらは陰性でも自費負担はないので安心です。
自治体の政策の一環として、無料PCR検査事業を行なっているのです。
自分が思っている以上にたくさんPCR会場があるので、まずは自治体のホームページなどで調べましょう。
東京都では以下のホームページで無料PCR検査会場を紹介しています。
まとめ
今回は街で見かける抗原検査キットの罠と、コロナになった時の注意点をお伝えしました。
街で見かける抗原検査キットを安易に買わないように十分注意して、withコロナ時代をたくましく生き抜いていきましょう。
それでは、さようなら。
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