iPhoneを売る前にやることまとめ

Apple

筆者は最近4年ぶりにiPhoneを買い替えました。同時に、古くなったiPhoneを売却しました。

iPhone売却に際して、いろいろとやることがあったので、今回はiPhoneを売る前にやるべきことを備忘録的にまとめて記載します

まずはフローチャートで概観しましょう。

それではやるべきことを順に解説していきます。

1 SIMロックを解除する

1-1 SIMロック対象端末か確認する

まずはお使いの端末がSIMロック対象端末か確認します

端末がSIMロック対象かどうかは、iPhoneの「設定」>「一般」>「情報」>「SIMロック」で確認できます。

SIMロック対象端末の場合は「SIMロックあり」、SIMロック対象外の場合は「SIMロックなし」と表示されています。

「SIMロックあり」の場合 → 「1-2 SIMロックを解除する」へ

「SIMロックなし」の場合 → 「2 バックアップを取る」へ

(補足)2021年10月1日以降、SIMロック端末は販売終了しました

2021年8月に改正された「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」により、2021年10月1日移行に新たに発売される携帯電話端末について、正当な理由がない限りSIMロックを設定せずに販売することを義務付けられたためです。

SIMロックを解除しなくても売却は可能ですが、買取価格が下がってしまいます。よほどのことがない限りはSIMロックの解除をお勧めします。

1-2 SIMロックを解除する

SIMロックはオンラインであれば無料で即日解除できます

キャリアごとに手順が異なるため、各キャリアのホームページのリンクを記載します。

docomoのSIMロック解除方法

SIMロック解除 | お客様サポート | NTTドコモ
SIMロック解除とは、ドコモの携帯電話機に海外のSIMカードなどを入れ替えて使用したい場合や、国内で他社のSIMカードなどを入れ替えて使用したい場合に必要な手続きです。

auのSIMロック解除方法

SIMロック解除のお手続き | スマートフォン・携帯電話をご利用の方 | au

ソフトバンクのSIMロック解除方法

[My SoftBank]SIMロック解除の手続き方法を教えてください(通信サービス契約中のお客さま)。 | よくあるご質問(FAQ) | サポート | ソフトバンク
ソフトバンクのサポートのページです。 製品・サービスに関するサポート情報や通信障害、メンテナンス情報などをご紹介します。

楽天モバイルはSIMロックなし

楽天モバイルではSIMロックを原則かけていない(SIMフリー端末のみ販売)ため、楽天モバイルでiPhoneを購入された方は考慮する必要はありません。

2 iPhoneのバックアップを取る(必要に応じて)

売却予定のiPhone本体にしか保存されていないデータなどがあれば、必ずバックアップをとってください。

既に新しいiPhoneに機種変更されている場合、旧iPhoneのデータもまるごと移管済みかと思いますが、移行忘れがないかはしっかりと確認しましょう。

本稿ではバックアップ方法の詳細は割愛しますが、iCloud経由でのバックアップ、Googleドライブ、Amazonフォトなどでデータのバックアップを取ることをお勧めします。

3 ネットワーク利用制限を確認する

お使いの端末がネットワーク利用制限対象かどうかを確認します。

一括で購入済み、分割支払いを終えている場合は制限はありません(○になります)。

まだ残債支払いが残っている状態で売る場合は▲になります。分割支払いが滞っている状態で売却しようとすると×になり、買取不可になる可能性が高くなります。

ネットワーク利用制限とは

キャリアで購入したスマートフォンの分割払いの残債等が滞っている場合など、一定の条件下でキャリアからネットワーク通信に制限がかけられてしまう状態です。お使いの端末のネットワーク利用制限状態は、各キャリアのホームページから確認できます。

docomo

ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト

au、UQモバイル

ネットワーク利用制限携帯電話機照会

ソフトバンク、Yモバイル

SoftBank

楽天モバイル

ネットワーク利用制限携帯電話機の確認

全キャリアまとめて確認できるサイト(時間がかかります)

ネットワーク利用制限チェッカー
お使い/購入予定の端末にネットワーク利用制限が掛かる恐れがあるかを最大6キャリア同時にチェックできます。

Apple Storeで購入した場合は?

Apple Storeで購入した端末にはネットワーク利用制限はありません。

ただし分割支払いの残債がある場合、売却可能かは買取業者によって対応が異なると思われますため注意してください。

4 「iPhoneを探す」をOFFにする(=アクティベーションロックを解除する)

売却前には「iPhoneを探す」をオフにしましょう

「設定」>「自分の名前」>「探す」>「iPhoneを探す」をOFF

「iPhoneを探す」をオフにすると、同時にアクティベーションロックも解除されます

(補足)アクティベーションロックとは

「iPhoneを探す」に含まれている機能で、iPhoneが盗難・紛失した場合でも、知らない人に端末の中身を勝手に覗かれないように遠隔でロックできる機能です。

5 iCloud(アイクラウド)からサインアウトする

売却前にiCloudからサインアウトします

iCloudと売却するiPhoneに紐づいたデータを保護することができます。

「設定」>「自分の名前」>「サインアウト」

6 SIMカードを抜く

本体からSIMカードを抜きます

iPhoneではSIMカードトレイを取り出すためにSIMピンが必要になります。

iPhone購入時の箱に標準付属しているSIMピンを使ってください。

7 iPhone本体をリセットする

いよいよiPhone本体をリセットします。iPhone内のデータを全て削除するので、安全にiPhoneを第3者に譲渡することが可能になります。

「設定」>「一般」>「転送またはリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」

リセットをするとデータ復旧できなくなるので注意してください!

8 売却する

iPhone本体のリセットが完了したら、iPhoneを売却します。

主要な売却方法は、楽な順に以下の通りです。

1. 中古買取業者に売る

2. Appleの下取りに出す

3. メルカリで売却する

8-1 中古買取業者に売る

最も楽にそこそこの値段で買い取ってもらう方法です。

業者によって買取価格が異なり、日々値段が変わるため注意は必要です。

時間に余裕があれば店をいくつか回って見積もりをとり、最も高いところで売却すると良いでしょう。

オススメはじゃんぱら、イオシス、ラクウルです。

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らくらくかんたん買取ラクウル
らくらくかんたん買取ラクウル。アイテムを箱に入れて送るだけ。集荷も査定も無料のあんしん買取。

あまり聞いたことのない業者などは使わない方が安全でしょう。

上記以外でもBookOFFやゲオなどでも買取してくれます。

8-2 Appleの下取りに出す(Apple Trade In)

2番目に楽な方法です。下取り額分をApple Gift Cardで受け取ることができます。

しかし現金に変換できず、下取り額も高くないためあまりオススメできません

近くにApple Storeがあれば持ち込みで下取りが可能です

Apple Storeが近くにない場合は、オンラインで申し込みが可能です。オンラインで申し込むと、宅配業者が下取りキットを持って自宅に訪問し、その場でピックアップしてくれます。

Apple Trade In
使い終わったiPhone、iPad、MacなどのデバイスをApple Trade Inで下取りに出すと、新しい製品の購入価格が割引になります。無料でリサイクルに出すこともできます。

8-3 メルカリで売却する

3番目はメルカリなどのフリマアプリで売却する方法です。

時間やノウハウは必要ですが、iPhoneの状態によってはかなり高く売却することが可能です。

参考まで、メルカリで売却価格相場を確認する方法はこちらです。

まとめ

今回はiPhoneを売る前にやることをまとめてご紹介しました。

追加等ございましたら随時追加致しますのでコメントいただければと思います。

それでは、さようなら。

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