こんにちは。masato(@masatoiphone1)です。
Apple Watch SE(第2世代)が発表されてから、はや1ヶ月が経過しました。
今回はApple Watch SE第1世代からSE第2世代にかけてどの程度進化したのか、スペックを徹底的に比較しました。
SE第1世代から買い替えを検討されている方は是非参考にしてみてください。
SE1 vs SE2 スペック比較表
以下、SE1とSE2のスペック比較表になります。(*重量はGPSモデルのみ記載)
参考までに合わせてApple Watch 8も載せています。
Apple Watch SE(第1世代) | Apple Watch SE(第2世代) | Apple Watch 8 | |
サイズ | 40mm/44mm | 40mm/44mm | 41mm/45mm |
価格 | 販売終了 | 37,800円〜 | 59,800円〜 |
素材 | アルミニウム | アルミニウム | アルミニウム / ステンレススチール |
カラー | スペースグレイ/ゴールド/シルバー | ミッドナイト/スターライト/シルバー | アルミニウム:ミッドナイト/スターライト/シルバー/(PRODUCT)RED ステンレススチール:ゴールド/グラファイト/スペースブラック |
重量* | 40mm 30.4g 44mm 36.2g | 40mm 26.4g 44mm 32.9g | 41mm 31.9g 45mm 38.8g |
ストレージ | 32GB | 32GB | 32GB |
SiP | S5 SiP/ W3ワイヤレスチップ | S8 SiP/ W3ワイヤレスチップ | S8 SiP/ W3ワイヤレスチップ/ U1チップ(超広帯域) |
バッテリー | 最大18時間 | 最大18時間 | 最大18時間 |
高速充電 | × | × | ○ |
心拍センサー | 第2世代光学式心拍センサー | 第2世代光学式心拍センサー | 第3世代光学式心拍センサー |
ディスプレイ | LTPO OLED Retinaディスプレイ | LTPO OLED Retinaディスプレイ | LTPO OLED常時表示Retinaディスプレイ |
常時表示ディスプレイ | × | × | ○ |
表示領域 | 40mm 759m㎡ 44mm 977m㎡ | 40mm 759m㎡ 44mm 977m㎡ | 41mm 904m㎡ 45mm 1,143m㎡ |
ガラス | Ion-Xガラスディスプレイ | Ion-Xガラスディスプレイ | アルミニウム:Ion-Xガラスディスプレイ ステンレススチール:サファイアクリスタルディスプレイ |
輝度 | 最大1000ニト | 最大1000ニト | 最大1000ニト |
常時表示 | × | × | ○ |
耐水性能 | 50メートル耐水性能 | 50メートル耐水性能 | 50メートル耐水性能 |
防塵性能 | × | × | ○(IP6X等級) |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 |
異常検知 | 高心拍数・低心拍数・不規則な心拍リズムの通知 | 高心拍数・低心拍数・不規則な心拍リズムの通知 | 高心拍数・低心拍数・不規則な心拍リズムの通知 |
心電図 | × | × | ○ |
緊急通報 | 海外での緊急通報・緊急SOS | 海外での緊急通報・緊急SOS | 海外での緊急通報・緊急SOS |
転倒検出 | ○ | ○ | ○ |
衝突事故検出 | × | ○ | ○ |
周期記録 | ○ | ○ | ○(過去の排卵を推定可能) |
皮膚温センサー | × | × | ○ |
血中酸素ウェルネスセンサー | × | × | ○ |
コンパスウェイ ポイントと バックトレース | ○ | ○ | ○ |
SE1 vs SE2 主要な進化点
主要な進化点は4つあります。以下、それぞれの進化点を解説します。
①本体軽量化
SE2では、本体重量においてSE1から3〜4gの軽量化が図られています。
現時点で販売されているApple Watchの中で唯一30gを切っているのもSE2の魅力でしょう。
②SiP最新化
SiP(System in a package)がSE1のSiP5からSE2ではSiP8へ3世代進化しました。
SiP8はApple Watch Series 8やApple Watch Ultraに搭載されているものと同等です。CPU性能はSiP5から20%高速化しています。
とはいえ、SiP6以降CPU性能は頭打ちで、SiP5でも必要十分な性能です。この点であまりSE1からSE2への買い替え理由にはならないと感じます。
③Bluetooth 5.3
SE2ではBluetooth 5.3に対応しました。Bluetooth 5.3は2021年7月に発表された規格で、LE Audioのさらなる低消費電力化が期待されます。
普段ジョギングなどでApple WatchからBluetoothで音楽を聴いている方にとっては、これまでよりもバッテリー持ちの良さを実感できるかもしれません。
ただしレシーバ側もBluetooth 5.3に対応する必要があるため、恩恵を受けられるのはAirPods Pro(第2世代)などBluetooth 5.3対応デバイスを利用されている方などごく一部に限られそうです。
④衝突事故検出機能
衝突事故検出機能が追加されました。
これは自動車を運転中に万一衝突事故に遭遇した場合、新たに搭載された高重力加速度センサーによって衝突を検知し、Apple Watchが自動で緊急通報してくれます。
Appleによれば、100万時間分の運転データと衝突事故データを元に作られた独自のアルゴリズムをもとに、正確に事故の発生を検知できるようになったとのこと。
まとめ
以上、Apple Watch SE1とSE2の進化ポイントを比較しました。
筆者としては、Apple Watch Series 4以前のモデルを利用されている方にはSeries 8、初めてApple Watchを利用される方にはSE2の購入をお勧めします。
正直言って、現在SE1を利用されている方にとってはSE2よりもSeries 8の方が大きく進化を感じられる魅力的なモデルになっていると思います。
SEはあくまでエントリーモデルの位置付けであり、初めてApple Watchを利用する方向け。長くApple Watchを利用されている方にとっては進化に乏しいデバイスという印象です。
筆者も長らくApple Watchを使用しており、Series 5を3年以上利用していますが、今回発表されたSE2、Series 8にはあまり購買意欲が湧きませんでした。
個人的にはApple Watch買い替えのモチベーションはバッテリー持ちでしたが、最新Watch OSでは低電力モードが搭載されたため、しばらく困ることはなさそう。したがって今回は買い替えしない予定です。(Apple Watch Ultraは気になりますが、ちょっと高すぎます…)
みなさんは今回のApple Watchにどのような印象を受けましたか?是非コメントください。
それでは、さようなら。
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